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今年も焼きました「洋梨のタルト」

2021年11月27日(土)

路上ではカラカラと音を立てて枯れ葉が舞い、ずっと20度近くで推移して
いた最高気温も、10度台前半までガクッと下がって、いよいよ冬の到来を
感じます。

コロナの前は、少なくとも月に1回は食事を共にしていましたが、昨年2月
に恵方巻を作って楽しんだ後、今日まで息子一家が、我が家へ来て靴を
脱ぐことはありませんでした。

今はコロナも収束傾向が続いているし、12歳になって間もない下の孫まで、
全員がワクチン接種も終えているので、約1年10ヶ月ぶりに、一緒に夕食を
取りました。

息子が「豚汁付きでフライパーティを」と言うので、久しぶりに大量のフライ
を作りました。鯵16枚、海老15匹、牡蠣20個。それに昨日スーパーでの
「本日地養鶏20%引」に釣られ、モモ肉2パックも買ったので、軽く塩麴に
漬けて、唐揚げもプラスしました。豚汁も大鍋にたっぷりと。

孫も中2と小6。二人共男の子ですから、こちらは食事の支度も体力勝負と
なってきました。

そして、デザートはやはりこの季節、皆が大好きな「洋梨のタルト」を昨夜
焼きました。洋梨が小さかったので、中に沈んだようになってしまいましたが、
喜んで「美味しい、美味しい」と言って食べてくれました。

     洋梨のタルト④
       ここ数年、また焼くようになった「洋梨のタルト」。
       リクエストされるうちは、頑張ろうかな。



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第11帖「花散里」のプロローグ

2021年11月25日(木) オンライン「紫の会・木曜クラス」(第16回・通算63回 №2)

第11帖「花散里」は、普通に講読するのでしたら、1回で読んでしまえる
短い巻ですが、版本の『源氏物語』を使って、変体仮名で読んでみると
いう試みを始めたので、全文訳のところにも書きましたが、読み進めた
量はほんの僅かで、最初の一段落(プロローグ)だけです。

この巻は、第10帖「賢木」の巻末と同じ、源氏25歳夏の事を記しています。

藤壺や朧月夜との恋は思い通りにならず、政界では右大臣一派が権勢を
振るい、源氏はいっそ出家してしまいたい、と思う程、辛い日々を過ごして
いるのでした。そこに登場するのが花散里です。

この方は、麗景殿の女御という、桐壺帝(源氏の父)の御代の女御だった
方の妹だと、先ず紹介されています。

二人はその頃、宮中で知り合った仲ですが、源氏は特に熱心に通うわけ
でもなく、六条御息所のように、世間が認めている源氏の愛人の数にも
加えられていない不安定な立場の女君でした。それでも、桐壺院亡き後、
源氏はこの姉妹の生活の面倒をみておりました。

のちに、六条院の夏の町の女主人となり、源氏に深い信頼を寄せられる
花散里ですが、まだこの巻ではそのような将来は全く見えていません。

ただ、源氏自身があれこれと物思いに心を悩ませている時に、自然と
思い出される女性であるというあたりを読むと、六条御息所や朧月夜の
ような情熱的なタイプではなく、控え目で癒し系タイプなのだろうなぁ、と
いう予測はつきます。

「賢木」、「須磨」という源氏の人生における波乱の巻に挟まれた、一篇の
抒情詩のような「花散里」の巻。オンラインクラスでは、変体仮名を読む
練習も加えながら進めてまいります。

第11帖「花散里」のプロローグの全文訳は(⇒こちらからどうぞ


第11帖「花散里」の全文訳(1)

2021年11月25日(木) オンライン「紫の会・木曜クラス」(第16回・通算63回・№1)

今月からオンライン「紫の会」は、月曜クラス、木曜クラス共に
第11帖「花散里」に入りましたが、月曜クラス(11/8)のほうでは
版本『絵入り源氏物語』で読み始めた「変体仮名」について書き
ましたので、この木曜クラスのほうで、全文訳含め、講読箇所の
内容に触れておきたいと思います。

変体仮名で読み進めるとなると、一文字ひともじを読みますので、
今回の全文訳はいつもより少なくなっております。

「花散里」の193頁・1行目~194頁・1行目までの全文訳です。
(頁・行数は、「新潮日本古典集成 源氏物語二」による)


人知れず、自ら求めた恋煩いは、いつものことではありますが、このような
大方の世間の様子までもが、煩わしく思い乱れることばかりが多くなって
ゆかれるので、何となく心細く、世の中の総てが嫌におなりではありますが、
かと言って、いっそ出家しようかと思われても、そうも行かないことも多いの
でした。
 
麗景殿の女御と申し上げたお方は、お子様となる宮たちもいらっしゃらず、
桐壺院ご崩御の後は、いっそう寂しいお暮しぶりなのを、ただ源氏の君の
お心遣いに庇護されて、お過ごしになっているようでした。御妹の三の君
(花散里)とは、源氏の君が宮中でほんのちょっと関りを持たれたその名残
として、例のご性分なので、さすがにすっかりお忘れになってしまわれること
もなく、さりとて表立ったお通い所としてのお扱いもなさらないので、三の君は
物思いの限りを尽くしておられるようなのですが、源氏の君もこの頃、何事に
つけても心を悩まされていらっしゃる、そうした人生の悲哀をそそるものの一つ
としては、この方のことを思い出しなさって、こらえ切れずに、梅雨の晴れ間に
お出でになりました。


それぞれの立場

2021年11月22日(月) 溝の口「CD源氏の会」(第4回・通算144回)

ずっと続いていた小春日和も、昨日からお天気が下り坂になり、
今日は朝から雨の一日となりました。

CDによる「源氏の会」の録音も、4回目となり、パソコンに向かい
最初の一声を発する時は、やはり緊張しますが、進むにつれて
自然に言葉も出てくるようになった気がしています。

このクラスは、第47帖「総角」の前半を読んでおります。

大君と一夜を共にしながら、結ばれることなく夜明けを迎えた薫は、
大君に急かされ、渋々京へと帰らざるを得ませんでした。

大君は自分が薫と結婚すると、すでに両親のいない身では、後見を
してくれる人がいない。それなら、妹の中の君を薫と結婚させて、
自分がその後見役を務めればよい。薫が余りにも立派過ぎるのも、
気後れしてしまうし、と独自の非婚の論理を打ち立て、自身は生涯
独身を通す決意をします。

薫の性格や、薫が誰を理想として求めているのかを、もう少し客観視
出来れば、そこまで大君はおのれを追い詰めることもなかったはず
なのに、と、哀れな感じがしてまいります。

大君の決意の根底には、結婚したものの、薫が高貴な正妻を迎えたり、
薫に飽きられて捨てられたりした場合、それは「宮家の恥」という考えが
あり、父宮の遺言でもある宮家の矜持だけは何としても守り抜かねば、
と思い込んでいたからでした。

でも、仕えている女房たちにそんな大君の気持ちが理解できる訳は
ありません。この心細い宇治の山里での暮らしの中で、「この君をのみ
頼みきこえたる」(この君〈薫〉だけをお頼り申し上げている)のですから、
「思ひにかなひたまひて、世の常の住処にうつろひなどしたまはむを、
いとめでたかるべきことに言ひあわせて、ただ入れたてまつらむと、皆
かたらひあはせけり」(自分たちの思い通りに、大君が薫と結婚なさり、
世間並みに京のお邸にお移りになったりなさるのを、とても素晴らしい
事だと言い合って、薫を大君のお部屋にただもうお入れしてしまおう、
と、皆で示し合わせた)のでした。

この両者の間の立場にあるのが、老女房の弁の君(薫の実父・柏木
の乳母子で、のちに八の宮家の女房となった)です。さすがに京の
名家に仕えていただけに、女房としての心得も十分にわきまえており、
薫の出生の秘密も、一人胸に秘め、大君や中の君に漏らすことさえ
していませんでした。そんな信頼のおける女房ですから、当初は他の
女房たちとは異なり、大君の気持ちに寄り添っていましたが、大君が
薫と中の君を結婚させたい、と、弁の君に胸中を語ったあたりから、
ズレが生じてきます。

今の我々からすると、弁の考え方が一番常識的な気がするのですが、
次回はその弁が、大君を説得しようとするところから読んでいくことに
なります。


徳川美術館へ

2021年11月19日(金)

絶好のお出かけ日和となった今日、名古屋の「徳川美術館」で開催中の
「修復完了記念 館蔵全巻特別公開 国宝 源氏物語絵巻」展に行って
まいりました。「徳川美術館」へは三年ぶり。コロナ禍以降、美術館へと
出掛けるのは初めてです。会場はまだコロナの影響があるのか、とても
空いており、ゆっくり、じっくり、鑑賞することができました。

「国宝 源氏物語絵巻」は、『源氏物語』が書かれてから1世紀余りを経た
12世紀前半に製作された現存最古の物語絵巻ですが、昭和7年(1932年)
に保存上の理由から、絵と詞書を切り離し、一面ずつを額に入れて保存
する「額面装」とされました。近年、それは巻物よりも空気や光に触れる為
劣化し易いことがわかり、徳川美術館が所蔵する全15巻は、再び巻物の
形に戻されました。今回はその記念の特別公開展です。

これまで額面装の形で見ていた時は、一枚の絵、一枚の書、として、独立
した芸術作品の一つひとつがそこに存在している、という感じでしたが、
絵と詞書が繋がった形になったことで、一つに解け合ったものとして認識
できるようになりました。今日ここで見ているのは確かに絵巻だ、と実感
しました。「源氏物語絵巻」というからには、やはりこれが本来の姿であろう
かと思います。

11月13日~11月30日迄が前期で、「蓬生」、「柏木・第一段」、「柏木・第三段」、
「竹河・第一段」、「橋姫」、「早蕨」、「宿木・第二段」、「東屋・第二段」の8巻が
展示されていました。残り7巻は、12月1日~12月12迄の後期に展示される
とのことですが、首都圏から名古屋迄、1ヶ月の間に2回はちょっときついです。
さほど膨大な量でもありませんし、「前・後期に分けず、全巻を一度に公開して
欲しかったね」と、一緒に出掛けた三人で言いながら、黄昏の中、徳川美術館
を後にしたのでした。


       車中よりの富士山
          往きの新幹線の車中から見えた富士山
 
      徳川美術館正面
        徳川美術館の正面(向かって右下に案内板が)

      特別展
               案内板を拡大しました


浮舟にとっての匂宮の存在

2021年11月17日(水) 湘南台「源氏物語を読む会」(第227回)

コロナの感染もリバウンドなく推移しておりますので、湘南台クラスは
先月に引き続き、会場での例会を行うことが出来ました。

浮舟をヒロインとする物語の助走に当たる第50帖「東屋」も、終盤に
入ってまいりました。

二条院で浮舟が匂宮に見つけられ、言い寄られたことを乳母から
知らされた浮舟の母は、驚き慌てて、自分が勝手に押しかけて浮舟
を預けたにも拘わらず、中の君が引き留めるのも振り切って、浮舟を
連れ出してしまいました。

母が方違へのために用意した三条の小家で、一人ひっそりと暮らす
ことになった浮舟は、所在なく、気も晴れぬ思いで過ごしていますが、
二条院で優しく接してくれた異母姉・中の君のことを、先ずは恋しく
思い出しておりました。そして、あの匂宮のことまでもが、迫られた
恐怖と共に、甘美な思い出となっていたのでした。

あれこれと口説き文句を「あはれげにのたまひしかな」(しみじみと
した様子でおっしゃっていたことよ)と懐かしく感じ、匂宮の移り香も
「まだ残りたるここちして」(まだ我が身に残っている気がして)、と
あります。

のちの話の展開からして、浮舟が最初に知った高貴な男性は薫で、
匂宮は、あとから現れて浮舟を虜にした、と、考えられがちですが、
この段階では、浮舟は、薫との接点は皆無なのです。薫から歌を
贈られたわけでもなければ、姿を見てもおりません。つまり、薫を
意識しているのは、母親や乳母たちだけで、浮舟本人の意識の
中には、おそらく薫は存在していなかったはずです。

従って、浮舟にとっての匂宮は、身近に感じた初めての高貴な男性
であって、薫と結ばれたのちにも、心のどこかに匂宮の存在があり、
実際に匂宮が目の前に姿を現した時、その気持ちが一気に顕在化
した、と、考えてもよいのではないでしょうか。


幸せって何?

2021年11月15日(月) CD「紫の会」(第2回 通算49回)

録音したものをCDに書き込み、それを送付して聴いていただく形の
講座、溝の口の「紫の会」は今日が2回目となりました。私も初めて
の試みで、先月はかなり緊張していましたが、先行クラスのほうは
月に2回ありますし、合わせると5回目の録音で、少しリラックスして
臨むことができるようになったかな、というところです。

今回は第9帖「葵」の最後と、第10帖「賢木」の「野宮の別れ」の部分
を読みました。「野宮の別れ」は、源氏への未練を断ち切るため、
娘の斎宮に付き添って伊勢へと下向する決意をした六条御息所を、
源氏が野宮に訪ねて行く話です。古来「景情一致」の名場面として
知られていますが、それにつきましては、オンラインクラスで読んだ時
にご紹介しておりますので、そちらをご参照ください(⇒こちらから)。

ここでは、「葵」の巻が新年の出来事を描いて幕を閉じていながら、
それがめでたさとは程遠い、寂寥感漂う左大臣家の様子であること
に関連して、今一度葵の上の生涯というものについて考えておきたい
と思います。

葵の上は第1帖「桐壺」で、源氏と結婚をしています。16歳の時でした
(源氏は12歳)。親同士が利害関係によって決めた典型的な政略結婚
です。源氏には憧れの人としての藤壺が存在し、葵の上は自分が4歳
年上であることに、何となくきまりの悪さを覚えて素直になれず、始め
から愛のない結婚でありました。

10年後、葵の上は六条御息所の生霊に憑りつかれ、夕霧を出産後
間もなく亡くなってしまいます。その死の直前、源氏と初めて心の通い
合う場面が見られますが、もう遅きに失した感があります。

父は時の権力者・左大臣、母は帝(桐壺帝)の妹。その間に生まれた
一人娘なのですから、どんなに大切に育てられたかは推し量れようと
いうものです。ひとたび飢饉ともなれば、命も危うくなる生活をしている
庶民から見れば、これほど恵まれた境遇の女性もそうそういないはず。
しかも夫は、天下の光源氏です。でも、彼女は夫に愛されることのない
まま26歳の若さでこの世を去ります。傍目にはこれ以上幸せな人は
いないと映っていたかもしれませんが、幸せとは言い難いですよね。

葵の上に限らず、『源氏物語』に登場する女君たちは皆、それぞれの
不幸を背負っています。

もうコロナ禍の前になりますが、「私は、マリアカラス」という映画を観た
時(その記事は⇒こちらから)、「人生誰もが一度っきりだけど、何を
持って幸せって言うんだろう」と、考えさせられたのも、『源氏物語』の
多くのヒロインに対する思いがあったからかもしれません。

話が少し逸れてしまいましたが、「葵」の巻の終わり方は、作者が
もう一度我々に、葵の上という一人の女君について考えるように、との
示唆を与えているような気がしてなりません。。


空しい一夜

2021年11月12日(金) 溝の口「CD源氏の会」(第3回・通算143回)

11月に入って二度目の三日連続でのブログ更新となりました。
たまたまなのですけどね。

録音をCDに書き込んでお送りする形の講座も、早3回目となり、
少しずつではありますが、オンラインクラスとの差は縮まって
きております。

第47帖「総角」は、薫と大君との悲恋が物語の中心となっている
巻です。以前にも述べましたが、薫は大君と結ばれるチャンスが
三度ありながら三度共逃してしまい、遂に結ばれることなく、大君
の死をもってこの恋は終わることになります。

今日読んだところがその初回で、三度のうちでも最大のチャンス
だったと考えられます。

御簾や屏風といった「ほどもなきものの隔てばかり」(何程もない
仕切り程度)で、薫と大君は語り合っています。大君は用心深く、
御燈明を明るくして、女房たちにも傍に居るように、とお命じに
なりましたが、二人が結ばれることを願っている女房たちは逆に
離れていって、御燈明が暗くなってきても搔き立てる者もいません。

大君はその場に居ることに危機を感じ、「気分が悪いので少し休み、
明け方になってからまたお話しましょう」と言って、奥に入ろうとします。
さすがの薫も我慢できなくなり、屏風を押しのけて大君を捉え迫るの
ですが、喪服姿の痛々しい大君を前にして、強引に事に及ぶことが
できません。しかもそこに漂ってくる名香(仏前に焚くお香)の匂いと、
樒〈しきみ〉の香りで、葛藤していた薫の心は、平常へと引き戻されて
しまったのでした。

それでも薫は、八の宮の喪が明ければ、大君の気持ちも緩やかに
なろうかと、「せめてのどかに思ひなしたまふ」(無理に気長に考えよう
となさる)のでした。しかしこの一件で、大君のほうは、堅く心を閉ざす
ようになり、父宮のご遺言を思い出すにつけても、「心のほかにかく
あるまじきことも見るべきわざにこそは」(生きていれば心ならずも
こうしたとんでもない目にも遭わなければならないのだ)と、無性に
悲しく、宇治川の水の音に涙が流れ添う気がしておりました。

これ以上の機会はなかったはずなのに、薫は何とも空しい一夜を
過ごしてしまったのでした。二度目、三度目、一層乖離してゆく二人
の気持ちを追いながら、次回も読み進めてまいりましょう。


亥の子餅

2021年11月11日(木)

明日がCD源氏の録音日ですし、昨日も更新したので、今日は新しい
ブログ記事を書くつもりはさらさらなかったのですが、夕方、美容院へ
行った帰り、和菓子屋さんの前を通ると、「今日は11月の亥の日。
亥の子餅あります」のボードが。「あらっ、これは買わなくちゃ」と、
お店に入り、「亥の子餅ください」となりました。

それを先程、亥の刻(22時)にいただきました。

私が「亥の子餅」を買ったのは『源氏物語』に出てくるからです。第9帖
「葵」で、源氏が紫の上と初めて結ばれた翌日、「その夜さり、亥の子餅
参らせたり」(その夜頃、二条院では紫の上に亥の子餅を差し上げた)、
と書かれています。源氏は葵上の喪に服しているので、紫の上の許に
だけ届けられたのでした。源氏がこれを見て惟光を呼び、明日、別の餅
を用意するように命じます。それは当時、結婚三日目の男女が食べる
風習となっていた「三日夜の餅」でした。

この場面を、「紫の会」のCDクラスで先月18日に録音したばかりなので、
グッドタイミングな「亥の子餅」となりました。
    
    亥の子餅
   『源氏物語』の時代では、陰暦10月(今では11月に当たる)
   の初の亥の日の亥の刻に、無病息災と子孫繁栄を願って
   食べたものです。


生のまま包む冷凍おかず

2021年11月10日(火)

これも日頃訪問させていただいているブログに載せておられた
レシピです。メールで、「詳しいレシピを教えてください」とお願い
したら、添付ファイルで送ってくださったので、早速今夜作って
みました。

このレシピは、「冷凍お届けごはん」という、離れて暮らす家族
などに、冷凍便で送り、電子レンジでチンして食べてもらう料理
が紹介されている本に掲載されているものだそうです。
一人暮らしをされているお子様に届けるために、よく作られて
いるようで、優しいお母さまですね。

我が家にはそのような子どもはいないのですが、これは作って
冷凍しておくと、忙しい時に便利だなぁ、と思い、何よりその方の
ブログ写真が美味しそうで、レシピをおねだりしてしまいました。

一度キャンディー包みにしましたが、写真を撮るために解きました。
これで合格点は頂けるでしょうか?

    冷凍レシピ
    小分けして更に7㎜幅位に切ったブロッコリーの上に
    塩をした生鮭を置き、胡椒を振って、レモンとバターを
    載せます。最後に白ワインを振り掛けて完成。
    冷凍されている間に、素材に味がじんわりと滲みて、
    美味しくなるとのことです。

   
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