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新年会(3)

2016年1月20日(水) 湘南台「源氏物語を読む会」(第173回)

一昨日は突然の大雪に見舞われ、田園都市線は、ホームどころか、
雪降る駅の外まで人が溢れて、混乱している様子が、テレビで何度も
放映されました。

そして昨日の強風。残雪の上を渡って来る風は、実際の気温よりも
ずっとずっと寒く感じられました。

今日は風も止み、青空が広がる中を、湘南台クラスの新年会で、
「湘南台」の一駅先「六会日大前」近くのお寿司屋さん「やよい」に、
気持ちよく出かけました。

もうここ数年、忘年会になったり新年会になったりしながら、場所は
いつも「やよい」です。理由はおそらく「お寿司が美味しいから」だと
思います。

今年はその美味しいお寿司を写真に撮って、今日のブログに載せようと
張り切ってデジカメを持参したのですが、目の前にお寿司が出て来た時には
すっかり写真のことは忘れてしまっていて、ひたすら「美味しい、美味しい」と
いただいて、お皿が空になった頃に「あっ、いけない、写真撮るのを忘れた!」。
まさに後の祭りでした

というわけで、写真のない文字だけの新年会のご報告になってしまいました。

電車で湘南台まで移動して、13:30~15:30までは、いつも通りの講読会。
前回より入った「夕霧」の巻の続きを読みました。

誤解が誤解を招き、ついには心労で病状を悪化させ、落葉の宮の母・御息所は
亡くなってしまうのですが、先ずは、初期段階での対応の拙さが次々と語られて
います。今日はそこをご紹介しておきます。

落葉の宮と一夜を過ごしたものの、何事もなく帰って行った夕霧でしたが、
その朝帰りの姿を僧侶たちに目撃をされた為、加持祈祷に携わっている
律師が御息所の耳に入れてしまいました。こんな言わずもがなのことを
病人の御息所に話してしまった律師の対応の拙さ。

ショックを受けた御息所が、昨夜のことを、落葉の宮付きの女房・小少将の君
に問い質します。小少将はあるがままを御息所に告げて、言ってしまってから
後悔していますが、この小少将の君の対応も拙いですよね。

御息所は、娘の口から話を聞きたいと落葉の宮を呼んで、対面なさいましたが、
落葉の宮は、あまりにもお育ちが良すぎてか、ただ恥ずかしくて、昨夜のことを
弁明しようともなさらず、消え入るような思いでいらっしゃるだけでした。いくら
なんでも肝心な時にこれでは困ります。落葉の宮にも対応の拙さが見られる
わけです。

そして、そんな娘を見ているととてもかわいそうで、どういういきさつだったか、と
尋ねることも出来ずにいる御息所も、自らの対応の拙さが事を悪い方向へと導く
一因を作ったと言えましょう。

夕霧と御息所が手紙を遣り取りしている中で、事が一層ややこしくなってしまうのは、
この後に続く場面となります。


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