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新年会(4)

2016年1月25日(月) 溝の口「湖月会」(第91回)

年が明けてから楽しい新年会が続きましたが、今日はそのラスト。
溝の口の「湖月会」は、例会の会場・高津市民館のワンフロア下の
中華の老舗「聘珍樓」で、二つの円卓を囲んで、笑い声の絶えない
新年会となりました。

前菜は「棒棒鶏」のバリエーションのようなサラダ仕立てでしたが、
ドレッシングの美味しさが際立っていました。点心の蒸し餃子と
シュウマイは海鮮でしたし、デザートの前のご飯も「炒飯」ではなく、
「中華がゆ」だったので、全体的にあっさりとしていて、我々年代の
女性には嬉しい献立でした。

どのクラスの時もそうですが、あっという間に時間が経っていて、
今日も気づけば例会開始の15分前。カメラも持参していたのですが、
結局、集合写真も撮れないまま、急ぎエスカレーターで1階上がって、
講読会となりました。

第2金曜日のクラスと同じように、「梅枝」の講読に先立ち、「黒方」の
空薫きをしました。前回は火が近すぎて、煙が立ってしまいましたので、
今回は少し離して燃えないように注意しました。今日のほうが「黒方」の
香りを聞いて頂けたかと思いますが、逆にもう少し、強く香りを立てても
よかったのかな、という気がしました。ちょうどよい、というのは本当に
難しいものです。

「梅枝」の巻は、源氏が明石の姫君のお嫁入り道具を、心を込めて準備する
姿を丹念に描いていますが、先ず用意されたのが薫物(調合された練香)でした。

源氏は朝顔の前斎院、紫の上、花散里、明石の上、といった風雅の道にたけた
女性たちに調合を依頼し、ご自身も「黒方」と「侍従」の二種類の薫物を
調合なさったのでした。

蛍兵部卿の宮(源氏の弟)に判定をしてもらって、とりわけ優れた出来栄えの
薫物を、明石の姫君の入内時に持参させるお考えでした。

蛍兵部卿の宮が選んだ薫物は、朝顔の前斎院の「黒方」、源氏の「侍従」、
紫の上の「梅花」、花散里の「荷葉」、明石の上の「薫衣香」でした。

その後、管絃の遊びが催され、巡る盃と共に、和歌が唱和されるという、
溝の口クラス1月の講読会は、まさに初春にふさわしい、のどかで、優雅な
場面を読んだのでした。


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