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理想の妻とは?

2016年11月14日(月) 溝の口「紫の会・月曜クラス」(第8回・№1)

今夜の月は「スーパームーン」とのことで期待していたのですが、
この辺りは夕方から雨になってしまい、残念ながら見ることが
出来ませんでした。

「紫の会」は「帚木」の巻に入って二回目、今回は「雨夜の品定め」の
核心部分を読みました。

左馬の頭が、妻とするにはどのような女性が相応しいか、あれこれと
熱弁をふるう場面です。

政治の世界では、どんな切れ者でも一人で社会を動かすことはなく、
皆の協調のもとで成り立っているが、家事を取り仕切るのは主婦一人
の才覚に負うものなので、なかなか「この人」と、選ぶことが難しい、と
左馬の頭は言い、以下、様々なタイプの女を挙げていきます。

若く美しいとの評判の女性で、手紙の言葉も、筆遣いも女らしい風情があり、
声を直接交わすようになっても、消え入るような声で多くは語らず、
「なよやかないい女だ」と思っていると、そういう女性は、常に風流であろう
として、ややもすればあだっぽくなってしまう。このタイプは先ず不合格。

じゃあ、その正反対の、なりふり構わず家事一辺倒で、まともに話をする
気にもなれない、所帯じみた世話女房型の女も困りもの。

おっとりとして、従順な可愛気のある女が良さそうな気もするが、自分が
傍に付いている時はいいけど、不在時に何か事があっても対処できない
ようでは、頼りにならない。

いやもう、家柄も、美貌も二の次として、性格が良くて、真面目で、落ち着きが
あれば、そういう女性を生涯の伴侶とするしかありませんね。風情なんてものは
後から備わってくるものでしょうから。

とまあ、さすがの左馬の頭も、すっきりとした結論は出せずにいるのでした。

今の独身男性の理想の妻像も、さほど違いはないような気もします。

「雨夜の品定め」の、古くて新しい女性観、時折、クスッと笑いながら、楽しく
読みました。

このあと、いつものように、引き続いて本日の講読個所の前半の全文訳を
書きます(後半は24日に)。


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