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お花見ランチ

2017年4月2日(日) 淵野辺「五十四帖の会」(第136回)

「お花見ランチ」とタイトルはつけましたが、3月21日の開花宣言から
花冷えの日が続き、4月幕開けの昨日は、2月の気温まで下がって
しまいました。まだ「お花見」には早く、おそらく今度の週末あたりが、
満開になるのではないでしょうか。

時期としては「お花見」の頃、ということで、淵野辺クラスでは、幹事さん
の企画により、皆で例会の前にランチをしました。

12月24日の「Xmasランチ」の「IsShuU(イッシュウ)」同様、町田市北部の
住宅街に位置する一軒家レストラン「シェ・シミズ」で、美味しいフレンチを
いただきました。

12席しかない、シェフが一人の、こじんまりとしたレストランですが、
明るい光が差し込む心地良い空間で、前菜の野菜から、デザートの
「クリーム・ブリュレ」に至るまで、吟味された素材の一つ一つが丁寧に
料理されていて、とても満足度の高いランチでした。

       DSCF2947.jpg
        メインディッシュ:新鮮な金目鯛のポアレ

       2017お花見ランチ
          明るく落ち着いた店内で記念撮影
             全員満ち足りた表情です


今日は、このランチだけで充分、と言いたいところでしたが、やはり
そうはまいりません。この後、タクシーで淵野辺に戻り、16:30まで
源氏物語・第47帖「総角」の講読をしました。

薫の計略だったとは言え、ずっと思い続けていた中の君と結ばれた
匂宮は、想像以上の中の君に、すっかり魅せられました。当時は、
男性が三日間通い続けて、はじめて結婚が成立しますので、匂宮は
当然三日目の夜も宇治へ行きたいのですが、宮中で、母・明石中宮に
「いい歳して(匂宮は25歳、今なら45歳位の感覚でしょうか)いつまでも
独り身でいるから、世間でもプレイボーイだと、噂がだんだん広まって、
困ったことになっています。好き勝手なことばっかりなさってはいけません。
帝(匂宮の父)も、気になさって、そうおっしゃっていますよ」と、お説教されて
しまいます。

結局、匂宮は、しょげているところへやって来た薫に励まされて宇治へと
向かうのですが、読者は、明石中宮の変貌ぶりにちょっとびっくりさせられ
ます。

憶えていらっしゃいますか。「薄雲」の巻で、源氏が、明石の姫君を紫の上の
養女にするため、大井の山荘に姫君を迎えに行った時のことを。姫君は、
母・明石の上と引き裂かれるとは夢にも思っておらず、お迎えの牛車に当然
一緒に乗れると思っているので、まだ三歳の片言で「乗りたまへ」(お母様も
お乗りになって)と言います。それを聞いて堪え切れなくなった明石の上は
どっと涙を流しますが、ここは読者も貰い泣きをしてしまう場面です。

あれから40年。あのいたいけな「乗りたまへ」の幼子が、息子の恋愛にまで
口出しをする母親となっています。

こうした登場人物一人一人の生涯を追って読むことが出来るのも、「源氏物語」
という大河ドラマの妙味かもしれません。


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